からだのしくみ　その２

こんにちはスタジオＲケアディレクター竹中です

今日は昨日に続き勉強会で学んだ『骨』について書いて
いきたいと思います。

皆さんは骨と言われてまずなにを思い付くでしょうか？

…

骨の名前が浮かぶ方もいるかもしれませんが、
カルシウムって思いつく方も結構いるのでは
ないでしょうか？

骨を強くするためにはカルシウムをたくさん摂れってよく
言われますよね。

骨（歯を含む）には身体の中の99%のカルシウムが蓄え
られていて、必要な時に必要な分だけ出す。言わば、
カルシウムの貯金箱みたいなものです。だから、常に
摂取して蓄えなければカルシウム不足になってしまい、
特に女性の方は骨粗鬆症になる可能性も出てきます。

それくらい大事なことなのですが、やみくもにカルシウムを
たくさん摂取したからって骨に蓄えられる訳ではないのです。
ビタミンDなどミネラル分も一緒に摂取しないと、ちゃんと
蓄えられていかないので、気をつけてください。

そんな骨には体重の支えたりや臓器の保護することなど
大事な役割があるため、丈夫である必要があるのですが、
ただ硬いだけではないのです。
実はコラーゲンも含まれているため、ほんの少しだけ
伸び縮みすることができるんです。そうしないと力が
加わったとき（筋肉に引っ張られるとか外力など）に
すぐにパキッと折れたりしまうからです。

本当強いものって力を分散するとしくみをちゃんと持って
いるんですね。

ただこれにも限界があり、同じ所にずっと力がかかり
過ぎてしまうと疲労骨折などにつながってしまいます。

ストレスを分散することは人にも骨にも必要なことなのですね。

そうならないためにも身体と心のメンテナンスも大事に
しましょう。


ちなみに、身体は約206個の骨で造られています。

よく耳にしたことがあるであろう骨をいくつか紹介
してみたいと思います。

まず頭蓋骨。
これは一つの骨ではなく、8つの骨からなり脳を守って
います。顔の骨も入れるともっとたくさんあります。
先日、サッカー日本代表の山口選手が骨折したのも、
眼の周りを構成している幾つかの骨です。

次に骨盤。
これもまた一つの骨ではなく、大きく分けて8つの
骨で構成されています。坐る骨と書く坐骨が含まれてい
ますが、皆さんちゃんと坐骨で座っていますか？

続いて背骨。
さすがに一つの骨ではないのは、おわかりですよね。
背骨は12個の骨からできていて頚椎・胸椎・腰椎の
3つ部分に分かれています。ほぼ哺乳類は背骨の数が
同じなので、人も首の長いキリンも背骨の数は同じなんです。

最後に肩甲骨。
これは一つの骨です。最近はよくここの動きをよくすると
肩凝りがよくなると言って注目を集めていますよね。
皆さん、肩甲骨を意識して動かすことできますか？

できない方はスタジオＲへ通ってくださいね

長くなりましたので、今日はこれくらいにしておきましょう。

ではまた。